学問の神様、菅原道真公を祀っている大宰府(だざいふ)天満宮へ向かいます。
『九州国立博物きっぷ』という地下鉄の1日乗車券・大宰府までの乗り継ぎの電車の往復券・大宰府天満宮のすぐ近くにある国立博物館の入場券がセットになった切符を空港の地下鉄の駅で購入しました。地下鉄の1日乗車券がついていますので、かなりおトクだと思います。
(写真:kazu)

地下鉄の空港駅→特急電車→普通電車と乗り継いで約30分ほどで大宰府の駅に到着です。
私は電車で大宰府に行くのは初めてでした。車だと渋滞にはまったりするので、結構時間がかかります。特急を利用したとはいえ、短い時間で行けるのには驚きでした。


大宰府の駅を下りるとすぐ、参道に入ります。多くの人でにぎわっていました。
空港で私のデジカメが壊れてしまっていましたので、まずインスタントカメラを購入してお店で試食をしたりしながら(笑)、参道をゆっくりと歩きます。
多くのお店が参道をはさんで両端に並んでいますが、一番多いのが大宰府名物の「梅ヶ枝(うめがえ)餅」のお店です。こちらではお祭りなどの露店にも必ず梅ヶ枝餅を売る露店が出るくらい有名です。
もち米で作った薄めの生地につぶあんが入ったものですが、焼きたてはもち米の生地に焦げ目がついて香ばしくて美味しいんです。その焼きたてを食べながら歩いている人を多く見かけました。


ちょうど梅が満開の見頃の時にあたり、どの梅の木もきれいな花を咲かせていました。
この時期に行った事がありませんでしたので、たくさんの満開の梅に感激!(右写真:kazu)



梅を見ながら歩いていくと、楼門があり、楼門ごしに本殿が真正面に見えます。(写真:kazu)

楼門を入ってすぐ右側にはきれいな色のしだれ梅があり、写真を撮った後、本殿へ。(写真:kazu)


本殿の右横には大宰府に左遷された菅原道真を追って一夜にして飛んできたという『飛梅』と名づけられた梅の木があります。
菅原道真が京の都を離れる時に自宅の庭に咲く梅の木に詠んだという「東風吹かばにほいおこせよ梅の花あるじなしとて春なわすれそ」は有名です。
天満宮にある梅の木の中で一番最初に花をつけるのが、この飛梅だそうです。ここでも写真を撮った後、お守りを買いに社殿へ行きました。
(写真:kazu)

合格祈願された鉛筆、絵馬、干支をかたちどったかわいいお守りやンドセルの形などのお守りなどいろいろなお守りがありました。
「今のお守りって、いろいろな色があったり、かわいいものがありますよね」と言いながら見ていると、その中に「航空安全御守」を発見!あとで知ったのですが、飛梅の話に由来しているそうです。「初めて見ましたね〜」と3人で見入っていました。